第12章 発情メイドと欲張り王子 レオナ・キングスカラー
私は驚きと恐怖で膝から崩れ落ちる。
顔の温度は下がるのに、体の火照りは止まらない。
「ま、発情期なのに働かされるって言ったら性処理メイドくらいだろうよ」
ははは、と男たちは高らかに笑う。
じりじりと迫ってくる男たちから離れようと思って後ずさりをしてもすぐそこには壁で、逃げ場が無かった。
「あ〜…くそいい匂い…」
「たまんねぇな」
「やだっ…!」
片方の男に手首を掴まれ、無理やり立たされる。
自分で慰めていた余韻がまだ下半身を渦巻き、ガクガクと膝が震え、立つことすらままならない。
「膝震えてんじゃねぇかよ、さっきのオナニーがそんなに良かったのか?」
黒髪の男が私の後ろに回り込み、腕を羽交い締めにすると、私の前にいる茶髪の男がスカートの中に手を突っ込んだ。
「あぁっ!や、いや…やめ、ん…」
「おもしれぇくらい濡れてんだけど?こりゃ合意だな」
男が乱雑に秘部に指を突き立て、掻き回すと愛液が垂れてレッドベルベットの廊下にシミを作った。
「こんなフェロモンあてられて勃たねぇわけねぇよな」
後ろにいる男が私のお尻に硬くなったモノをあててきて、腰を動かす。
「やだ、やだやだぁ…あ、んんっ…!」
「しっかり喘いでるクセに嫌だは無いだろ?」
茶髪の男はズボンのチャックを下ろして自分のモノを取り出すと、入口に押し当てる。
抵抗しようともがいたところで、黒髪の男に羽交い締めにされていて満足に出来ないし、茶髪の男に秘部を掻き回されたせいで頭がクラクラしてきて思考回路も正常に働いていない。