第12章 発情メイドと欲張り王子 レオナ・キングスカラー
火照った身体を何とか動かして私はホウキで廊下の塵を払う。
ちゃんと下着を付けているはずなのに乳首はすっかり硬く立ち上がってしまっていて、布と擦れ合い、ピリピリと快感が走る。
秘部は自分でも分かるくらいぐしょぐしょに濡れており、今にも愛液が滴り落ちてしまうんじゃ…と胸を高揚させる。
ーレオナ様…♡
中途半端に火をつけられた体は中々治まらない。
私はホウキを握りしめて廊下の奥の袋小路になっているところに駆け込む。
壁にもたれて、スカートをめくり、ホウキの持ち手を濡れそぼるそこにあてて前後に腰を動かした。
「んああっ…!♡」
全身を快感が駆け巡り、頭がぼーっとしてくる。
木のザラザラ感がレオナ様の舌に少し似ていて、さらに興奮させた。
開いた足の間にレオナ様の整った顔が埋まり、長い舌で熟れた蕾を舐め上げる…
その度にコップの底に薄くあるジュースをストローで吸い上げるような音がして羞恥心が煽られるのだ。
左手で太ももを撫でて、右手は私の胸の突起を弄くり回す…
想像すればするほど息があがり、ホウキに擦り付ける速度も速くなってくる。
「んうぅ♡はあっ、イきそ…!♡」
大きな波が迫りきているとき、私は人の気配がしてパッと顔を上げた。
するとそこには王宮で仕える人達が着る給仕服を着た2人の男がいた。
「すげぇフェロモンしてるから来てみたら…お前、"例の"メイドだろ?」