第11章 メイド服を脱がせて レオナ・キングスカラー
今度はアンジェリーナが魔法を撃ってくる。
それを身体をねじって避け、アンジェリーナの眉間を狙って魔法を放つ。
「うっ!」
魔法は眉間に当たり、アンジェリーナはその場に倒れる。
きっと手足が痺れて動けないだろう。
「レオナ様!いかがなされましたか!」
予め伝達魔法で呼んでいた兵たちにアンジェリーナを拘束させた。
「こいつを牢に入れろ。事情は兄貴に伝えてある」
「待ちなさいよ!貴方!わたくしとの国の国交が途絶えたらどうなるとお思いで!!」
アンジェリーナは身体をバタつかせて兵たちから逃れようとするが不可能だ。
「黙れ」
ーきっとはここにいる。