第31章 arousal
日が昇ってからもセックスを続けた。食べることも眠ることもせず。
口一の身体は もはや引っ掻き傷や噛み跡だらけで、出血箇所も数えきれない。下手な戦闘の後よりもボロボロだった。
しかし 続ければ続ける程
満たされていくようで
どこか渇いていく
その渇望感を満たすために
また互いを“欲する”ことしか出来ない
異常な程に
「やっ…」
アルコは限界を迎えそうな口一の腰に脚を絡めて懇願した。
「…やめないで」
「やめねェよ」
「抜かないで」
「…抜かねェよ。しっかりつかまってろ」
アルコは嬉しそうな切なそうな表情をしてから、腕を伸ばして口一に抱きついた。
その存在を確かめるように
噛み締めるように
「んぅ…、ひッ、……ぁあッ!」
余すところなく身体を密着させ、その奥に刺激を届けるたびに、しがみつくアルコの腕や指先、脚に力がこもる。
時に背中にヒリつく痛みが走るが、口一はすべてを受け止めた。そのうち口一からも声のついた荒い息が漏れ始める。
「出して、いいか…ッ、…奥に」
「やッ、もっと、もっと…ッ!」
そうは言っても限界も近い。苦しみの中、もうどうにでもなれと揺さぶり続け 登り詰めようと必死にもがく。
それは苦しみなのか、快楽なのか
もうよくわからないし、わかりたくもなかった。