第23章 応酬
*
結局 ────
アルコは、そのまま何度かイかされた。
アルコも 昼間は口淫でイかせてきれていない、と主張し再びやり返す。
『…激しいのはムリだからね』
『わかってるよ』
今となっては無駄なやり取り。
口一のモノを受け入れる頃には、お互いどろどろになった性器を、疲れ果てた身体で静かに律動させた。
*
* *
トントントン
「おはようございます!
ローさん、昨日のマグロノハネボウシモドキオタカラツリヤドリの性別なんですが…」
ガバッ!!
「ちょ、ちょっと待って、ディン。すぐ開けるから、まだ 待って!」
アルコはうつ伏せで突っ伏して死んだように眠っているローを踏み越えて、下着も着けずに床に落ちているワンピースを拾い上げて かぶった。
バタバタ、ドタドタ、、ゴッチンッ!
「痛った…」
「だ、大丈夫ですか…?」
扉越しにディンが心配そうな声をかけてくる。
「何やってんだ……」
ローが半分目を閉じたまま、もぞもぞと動いた。
「何って…、ちゃんとしてよ。もう朝だし、ディンが来てるし、みんな起きてるし、これ以上…」
とりあえず、腕のアザとワンピースに浮き上がる乳首を隠さねば。そう思ってストールを探していると、扉の外がさらに騒がしくなった。
「お、王妃っ?! まだお身体が…」
「大丈夫、大丈夫っ! おっ尻ちゃ~ん、おはよう! 昨日はありがと ────」
そう言ってディンを押し退けて扉をガチャリと開けた。