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RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第4章 乗船【シャボンディ諸島】




シャボン玉の森を抜け 、海岸線に沿った崖。
男を先頭に一行は、海岸に降りるための下り坂を走り降りる。
 
(船って…コレ?)

男の船はなんと潜水艦。

透明度の高い海。
坂の上からは、海底に沈んでいる部分、巨大な艦の全貌がよく見える。

長刀を抱えた帽子の男が 、坂の中腹で止まって振り返る。

「おい、奴隷コンビ」

(?? コンビ?)

男の言葉で立ち止ったのは、アルコともう一人
額に刺青の入った、モヒカンのとても大柄な男だった。

「戦ってみせろ」

その言葉に、潜水艦に戻ろうとしていたクマ達が、ハシゴを上る手を止める。
艦で待機していたのであろう、男のクルー達も幾人か甲板に出てきた。

「戦えるのか?」
大柄な男に問われる。

「まぁ、こんな恰好だけど。それなりには」
場違いな黒のロングドレスをひるがえした。

「来たぞ」
帽子の男は、アゴで坂の上を指す。

アルコは竪琴から大剣を抜き、構える。

「お先にどうぞ」
大男に最初の一撃を譲ることにした。

大男は、今にも坂を駆け下りてくる20人ほどの海兵の足元に
素手で大きな一撃を入れた。

ボコォォォン!!!

足場を崩して、隊列を乱したのだ。
「うわぁぁぁぁ」
崩れた足場の手前で踏みとどまるもの。
足を取られるもの。
滑り落ちるもの。

アルコは滑り落ちて来た4人に狙いを定めた。

(なんたる雑魚。海軍も人手不足ね)

「伏せて」

ズバァァ!!!
ブシュィッ!
大男に声をかけると同時に、一閃を薙ぎ払う。
瞬時に4人の海兵たちから、線状の血が噴き出る。

アルコの斬撃をくぐり抜けた大男は、足を取られている海兵に対し、次々に上からの一撃。

一方のアルコは、足場の上で踏みとどまった兵士達に視線を向け、大剣を振りかぶる。

「わ、わああぁぁ…」
海兵たちは踵を返し、走り去っていった。


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