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今宵、貴方と求め合う【短編集】
第3章 ※緑谷出久【ヒロアカ】
轟「…あぁ、何の用だ東雲。」
少し間があったのは気にしないでおこう。
名前くらい覚えられているはず…多分。
「あの、出久の好きな物とか、わかる?」
悶々と考え込んでいる轟くんを見ると、案外親しみやすいのか、と思った。
轟「…すまない。俺にはわからない。緑谷本人に聞いたら早いと思う。」
私もそれが1番早いとは思ってるんだけどね…
サプライズにしたいんだ…
「んーありがと」
轟くんにお礼を言って、私は自分の机に座る。
すると、午後の授業のチャイムが鳴り始めた。
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