第2章 竈門炭治郎【鬼滅の刃】
私は思わず善逸に抱きついた。
「ぜぇんいつぅうううう!!!」
案の定善逸は、
善「ちょっ彩夏ちゃん!?えええと嬉しいんだけど、俺炭治郎に怒られるからさ…」
困ったように照れながら善逸が言う。
「あっ…ごめん…」
私がしょんぼりと肩を落とすと、善逸は
善「んー…あそこの甘味処行こっか!」
と甘味処に誘ってくれた。
「でも…荷物持ってるし…」
そう言うと、善逸は「あー、これはそんな重くないしいいよ」と笑顔で私の手を引いて歩き出した。
炎柱様に見られているとも知らずに。