Second reincarnation【ツイステ】
第9章 怒号炸裂
ただそれだけの関係だと思いながら水を飲んでいると、こっちを見ていたジェイド止めが合う
「…なんだよ」
「僕はてっきり…シロさんはレイさんのことがお好きなのかと思ってました」
「それで面白いとか言ってたのか…残念ながら期待には添えねーな」
「それは残念です。…あ、話終わったみたいですよ」
コップの水を飲み終える頃になってようやくアズールのお説教が終わったみたいだ
いつもなら途中でフロイドが逆ギレしてさらにヒートアップするまでがテンプレだけど、今回は最後までフロイドが大人しかったな…
「とりあえず今回はこれで終わりです。…さて、後ほどレイさんに謝罪に向かわなければ…」
「寮長さんも大変だねぇ…」
「まぁ慣れですよこればかりは。…ところで…ずっと気になっていたんですが…シロ、貴方マジカルペンどこにやったんですか?」
「…………へ…や…かな?」
斜め上からの右ストレートに…返答がおかしくなる
レイのために日中は常にユニーク魔法を発動中のため、ブロットが溜まってマジカルペンについてる石が濁っているのだ
別になんで?と聞かれても色々嘘はつけるが、今は放課後だし面倒だから部屋に置いてきていた