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Second reincarnation【ツイステ】

第6章 部活動見学Part2





見学をしにここにきたけど…これはみるまでもなさそうだ…



「…それでどうですか?レイさん。山を愛する会への入部は?」

「あーえっとその…や…めとこうかと…思います」

「オレもこんな泥臭い部活はやめといた方がいいと思う。あ、でも泥臭くなるとフロイド除けになって良いんだよな」

「え?…ちょっとその辺詳しくお願いします」

「その様子だとフロイドに遊ばれているようですね。レイさん」



昨日の食堂といい部活動見学第一弾といい…結局全部フロイド先輩によって妨害を受けたようなものだ

まぁ嬉しい誤算もあったけど…それはそれ、これはこれだ



「でも、やっぱりやめときます。体を動かす方が好きなんですよ」

「授業以外で動くだなんて物好きだなぁ…」

「さっき運動神経皆無って言ってましたもんね」



現に今泥だらけだし…

なんなら腕まくって肌が出てるところも打撲の跡があるような…



「でもシロさん、飛行術の授業は得意でしたよね」

「あれは運動神経関係無いし、高いのも早いのも楽しいから好きだな」

「じゃあ…マジフトとかいいんじゃないですか?」

「あれはダメだ。フリスビーのコントロール力が皆無」

「貴方は本当…色々と勿体ない方ですねぇ」



そう言ってクスクスと笑い続けるジェイド先輩をむすっとした表情で睨んで、シロ先輩はため息を吐く



「良いだろ別に。…にしても疲れた…風呂入ってからラウンジ行くか…」

「今日もバイトなんですか?」

「去年は週四だったけど…今は毎日行ってるな。ラウンジが休みの時以外は」

「えぇ、そんなに…お忙しいんですか?」



学園生活にあんな雰囲気の良いお店があれば…まぁ貴族だらけのこの学校なら生徒は来そうだけど…

そもそも人って足りてるのかな…確かアズール先輩が経営してて、ジェイド先輩とフロイド先輩が働いててシロ先輩がバイト…

足りてなさそうな気もするんだけど…
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