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Second reincarnation【ツイステ】

第3章 深夜の訪問者




双子だろうか。二人とも左右の目の色が違う

そして身長がでかい…見上げないといけないくらいには


人間、本能的に自分より大きな人には怯えるようにできてるのか、思わずシロ先輩の後ろにこっそり後ずさる



「え〜怯えてるじゃん。クリオネちゃんずる。いつの間に仲良くなったわけ〜?」

「迷子助けたって言ったでしょ。そん時の新入生ちゃん」

「あの時の方ですね。…初めまして、僕はジェイド•リーチと申します。此方は双子の兄弟のフロイド」

「初めまして…笹原 レイ…です」

「変わった字面だねぇ。んー…小さいから小エビちゃんって呼ぼ」

「小エビ…」



確かに背は160あるかないかくらいだけど…190近くある先輩二人と170超えてる先輩の中じゃ小さいかもだけど小エビって…

背の小ささをディスられたことによって多少の虚しさが生まれていたところ、シロ先輩が話を切り出してくれた



「じゃ、厨房の方も片したしオレはあがるよ」

「ええ、構いませんよ。…ああでも、明日別件の仕事を頼みたいのでそちらの用事が終わったら戻ってきてもらえます?」

「うぇ…人使い荒いな…」

「僕たちの仲でしょう?」

「ほとんど脅しって言うんだよそれは…じゃあまた後で」



私の両肩に手を置いて、そのままラウンジの外まで押されて出てくる

あんな怖そうな人たちと仲がいいだなんて…すごいと言うか強いと言うか…
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