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weak person

第1章 *僕は



窓から差し込む月明かりに照らされ、微笑むえみか。

そんな綺麗な彼女を、僕は思わず抱き締めた。

えみかは驚いていたけれど、すぐに微笑み、僕の頭を撫でた。

ーーえみかがいてくれて、本当に良かった。


そう思って、目を閉じた。


ふと、そのとき。


ーーカシャリ。



カメラのシャッター音のような音が聞こえて、僕は思わず上体を起こす。
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