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weak person

第1章 *僕は



「今日はどうするの?泊まる?」

ベッドに横たわる彼女…えみかが言う。
その顔は、とても眠そうだ。

そんなえみかの隣で、僕は服を着ながら答える。

「いや、今日は帰るよ」

「……そう」

それだけ言うと、彼女は目を閉じた。
きっと疲れたんだろう。

眠ってしまった彼女の額にキスをして、「おやすみ」と囁く。

そして、コートを羽織り、部屋を出た。

ーーやはり、ホテルは慣れない。
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