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君と見るセカイの色は【マギ】

第1章 開かない扉



「暑い…。」

10年ほど時は流れ、扉の向こうの少女は女性へと姿を変えていた。

長く伸びきったブロンドの髪は汚れながらも優雅に揺れ、痩せた白く細い 長い手足には、不釣り合いな重い鉄の鎖。
痩けた頬と鎖の下で見え隠れするアザや傷が痛々しさを引き立たせる。
細められた栗色の瞳は、目の前にある重厚な扉を見つめていた。



彼女の名はカナ。
彼女がなぜ、ここで幼い頃から幽閉されているのか。
なぜ、ここ煌帝国では馴染むことの無い容姿と名をもっているのか。

今からそれを語るとしようか。
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