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【ハイキュー!!】もうひとつ【影山飛雄】

第1章 間違い


「もしかして1年生?!」




「おす」





「背ぇ高いから同級生かと思ったー!」










3年生は今、大学訪問みたいなのの研修中でいないし。






「そうじゃないんですか?」







キョトンとした顔で答えた彼に対して私もキョトンとした


が、すぐに反論をする。








「ち、違うよ!靴見て!君、青!私、赤!ね?!」






「…!ほんとだ…同じ1年かと思った…」



うんうん、びっくりしたよねぇ…って




「こら!!もしかして私、1年って思われてたの?!」




「え、おす。背とか小さいし、子供っぽいからっス」








素直なのはいいことだけどねー!


それと…さっきから私のこと睨みながら喋ってるけど…

め、目つき悪いだけなんだよね?







「っていうか、子供っぽくなんかないしー!!」



彼の両頬をぐいーっと引っ張る。


「ひ、ひひゃいれふ」



カフェオレにささったまんまのストローを咥えながら、笑


っていると昼休みが終わる予鈴が鳴った。






「あ、行かなきゃ」





パッと手を離し、空になったジュースを自動販売機の横に


あるゴミ箱へ投げ捨てる。


「またねっ!えっと…」



「影山飛雄です」


言いたいことがわかったのか、自己紹介をしてくれる。

睨みながら。



「あー、うんw

んじゃ、またね!飛雄!!」


私はその場を後にし駆け出した。




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