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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第20章 浄玻璃鏡で見る現世


シロ「ねぇ、この鏡って閻魔様だけが持ってるの?」

閻魔「そうだよ。死後、裁判をする十王の中でワシだけが持っているのだ」

鬼灯「ここに絵があります」

鬼灯が巻物を出す

鬼灯「現世の地獄絵で“鏡となんかおっかないオッサン”が描いてあったら、まぁ閻魔大王と思ってください」

シロ「へえ~~」

シロ「じゃあ、その横に描かれている秘書らしき人が鬼灯様?そして、その後ろにいる人が瓜美様?」

鬼灯・貴方「……そうなりますね」

シロ「こんなヒゲないよねぇ~」

ルリオ「そういう問題じゃねえだろ……」

シロ「でも現世の人よく描けたよね」

鬼灯「臨死体験した人の話を元に描いたんでしょう」

閻魔「これ似てない?」

現世の閻魔大王の掛け軸を手に取り聞いてくる閻魔大王

貴方「そうですね。もっと眼光なまらせて鼻を団子にしてヒゲを濃くしてさ3割増し太らせればそっくりです」

閻魔「最初っから別人って言えよ!!じんわりくる否定しおってからに……」

ルリオ「あのっ…未来とかは見れないんですか!?」

貴方「未来は無理ですが、過去なら……」

巻き戻す

桃から男の子が産まれる映像が一瞬映った

三匹「今のは…!!!?」

貴方「戻しすぎた」

柿助「ちょっ……今のもう一回見せて!」

貴方「あ」

柿助「アレッ…これどうやるんだ!?」

貴方「ダメですよ、素人がいじくっちゃ……」

オーストラリアの時のが映った

柿助「あれっ!?」

鬼灯「あっ…これはオーストラリアに行った時の……」
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