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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第20章 浄玻璃鏡で見る現世


ある建物(国会議事堂)が映った

シロ「この御殿の最上階にラスボスっている?」

貴方「そこのラスボスは最近ちょくちょく変わるんですよ」

鬼灯「そこを眺めている時だけ閻魔大王が立派に思えるんです」

柿助「コレ、海外も映りますか?」

貴方「映りますよ。海外にいる日本人も映す必要がありますから」

柿助「わぁ見てみたい!」

鬼灯が切り替える

あそこが映った

柿助「魔法の国!?」

鬼灯「間違えました。日本です日本。まごうことなき日本」

ルリオ「スゲーーッッ!オレより派手だ!!」

シロ「何ここ超楽しそう!行ってみたい!!」

画面がまた切り替わる

柿助「あっ、ここは知ってる。オーストラリアだ」

閻魔「鬼灯君と瓜美ちゃん、そこに旅行に行ったよね」

柿助「そうなの?いいなーっ、どうでした?」

鬼灯「楽しかったですよ。キャンベラからタスマニア島まで見て…」

鬼灯が一枚の写真を取り出した

鬼灯と瓜美がタスマニアデビルを撫でている写真だった

閻魔(やっぱりふたり共てなずけたんだ…)

柿助「普通オーストラリアの写真っていったらコアラじゃないんですか」

鬼灯「…いや、まぁコアラとも撮りましたが……この写真も貴重かなと」

貴方「………フフ」

鬼灯がコアラの写真を見せたくない理由を知っている瓜美は小さく笑った

シロ「ねえ一つ気になるんだけど…角と耳はどう隠したの?」

貴方「普通に帽子です。案外バレませんよ」

鬼灯「まァ都合が悪くなったら日本人だけが使える魔法の言葉があるんですよ」

シロ「へえ!?どんな!?」

鬼灯「I’mNINJA」

貴方「It’s SHUGYO」

外人「OH~~~~~~!!!!」

鬼灯「特にジャパニメーションファンの方は十中八九これでイケます」

シロ「…………確かに……」
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