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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第20章 浄玻璃鏡で見る現世


閻魔殿にて…

閻魔「嘘を言え!この鏡を見よ!ここに証拠を映し恥さらしにしてやってもよいのだぞ!」

亡者「白状しますっ!!確かに私めはスーパーでべ●マークだけを切り取って盗みました!」

裁判を見ていたシロ浄玻璃鏡に自分を映し前肢を乗せる

シロ「?」

シロ「ねーねー鬼灯様瓜美様、前から気になってたんだけど、あの鏡ってなぁに?」

ルリオ「オマエ最近格段になれなれしくなったな~」

鬼灯「あの鏡は浄玻璃鏡といって、あらゆる亡者の現世での行いを映す鏡です。まぁ、いわば超高性能監視カメラです」

貴方「映してみますか。えーと、電源……」

シロ「電気コード!?」

テレビみたいな仕組みになっている

リモコンで電源を付け映像が映しだされる

柿助「お~コレがあれば裁判超スムーズですね」

鬼灯「と、思うでしょう。でも映したい場面を映してくれる訳ではないので……」

ある裁判中…

閻魔「証拠はここに………えーと……あっ…あと3年前…あ~~~1ヵ月過ぎた……あっ違う違う…多分その前…もどかしいなーっ!」

リモコンで操作するが見たい所が見れない

鬼灯「案外不便です」

柿助「現世は“パッと録画パッと再生)のはずなのに!!」

鬼灯「まァ書記がきちんと記録してそれをわたしたち(補佐官)の頭で覚えておくのが結局の所、一番早いですね」

柿助「…そうか、そうだよなー……」

ルリオ「テキスト持ち込み可のテストで余裕ぶっこいてテキストだけどっさり持ち込んでも探すので時間過ぎちゃうもんな……」

貴方「そういうことです」

鬼灯「私がいつも巻物を見ているのはその記録の確認をしているんですよ」

シロ「へえ、そうなんだ。じゃあ瓜美様は?」

貴方「私は鬼灯に言われた巻物を持って来たり、鬼灯が出張でいない時の代理としてやっています」

シロ「そっかぁ、補佐官が二人いればどっちかが居なくても裁判できるもんね」

鬼灯「はい。そのおかげで大変助かっています」
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