第19章 酒と女でダメになる究極の例
鬼灯「ここは酒類持ち込み一切厳禁なの貴方もよく知っているでしょう!」
鬼灯に説教を喰らう八岐大蛇
八岐「ごめんなさい……どうしても飲みたくて……」
桃太郎(えらい叱られている……日本神話の結構な中ボスが……)
貴方「しかも八塩折の酒は何回も搾った強い酒…見なさい!喜びのあまりお酒様を祭り始めましたよ!?」
八岐「取り戻して来ますっ!」
桃太郎(…古代ってこんな感じだったんだろうな~~……)
桃太郎「あ~……しかし……俺、スサノヲの武勇伝って好きなんスけど………八岐大蛇アレかぁ~~……」
白澤「反省して丸くなったんじゃない?君みたいにさ。昔はトンガッてたみたいだよ?出雲のUMAで……ビールびん程の大きさで高くジャンプし毒もあるかもしれないという……」
桃太郎「それツチノコじゃないですか?」
白澤「間違えた」
照れて手を振る白澤
白澤「古事記の説明こんなだっけか。あ、デッサンは割とよく描けた、ね」
桃太郎「…“イソギンチャクに人の精神エグるような顔がついている”絵ならよく描けてます……」
桃太郎「…この“赤かがち”ってのは……」
白澤「真っ赤なホオズキのことだよ。蛇もホオズキも古称はカガチってんだ。……アイツの目も蛇っぽいしな」
鬼灯「…………」
確かに鬼灯の目は切れ長なので蛇っぽいのも納得する
桃太郎「早く酒取り戻したほうが……」
岩影から覗く桃太郎と白澤
白澤「いや~それはどうかな~」
桃太郎「しかし英雄スサノヲもこれ見たらガッカリだよな~」
白澤「まぁスサノヲもしょーもない奴だけどね」
桃太郎「そうでしたっけ?」
白澤「だってアイツ姉弟喧嘩の腹いせに姉ちゃん(天照の神殿に直でウ●コしたんだよ?」
桃太郎(1話目のオレよりヤンチャな奴がいた……)