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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第19章 酒と女でダメになる究極の例


叫喚地獄にて…

亡者達「アルコール!!アルコール!!」

亡者「酔ってませぇん!酔っておらんでござんす!!」

亡者「王様だ~れだ!」

亡者「随分薄いねアンタ。もっと食べなきゃダメよお~」

朧車の上に乗ったり全裸で駆け回ったり道で寝たり看板に話しかけたりととにかくウザイし五月蝿い

貴方「……だからついて来るなと言ったでしょう」

そう言う瓜美の肩を“お土産だよお~”と言ってバシバシ叩く亡者

瓜美は持って来た金棒で殴って黙らせた

白澤「…酒くさ~…」

桃太郎「…………」

酒臭いので鼻を摘まむ

鬼灯「本人に記憶がなくて反省しない者が多いのがここの嫌な特徴なんです」

桃太郎「あ~…自覚がないと人ってへのかっぱですからね~……」

貴方「人の性ってヤツなんでしょうね……この地獄だけはいつの時代も一定以上の人数がいて減ることがまずありません」

桃太郎「…ロッキンオンジャパンフェスの会場みたいだな~……」

鬼灯「ちなみに“イッキの無理強い”“下戸への強制”この罪に関しては高度経済成長期以降一気に増えました」

桃太郎「あ~…会社や大学の影響ッスかね~………ま~酒豪はカッコイイみたいな風潮ありますしね~」

鬼灯「今ここは拡張工事中なんですよ。だから人手が足りなくてこんな事態に……」

桃太郎「アレッ?そういや酒を奪われたっていう八岐大蛇は……」

貴方「さっきからそこにいますよ」

岩を指差す

八岐「須佐之男命に倒されて以来のショック……」

岩の正体は八岐大蛇だった

桃太郎(…あ、コレ変わった柄の岩じゃなかったのか……)

変わった柄の岩だと思ってた桃太郎
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