第19章 酒と女でダメになる究極の例
衆合地獄の飲み屋に来た、白澤と桃太郎
鬼灯「………………………………………あ?」
鬼灯が居た
店員「らっしゃいやせ~二名様でよろしいですか~」
店員の元気な声が響くが左から右へと流れる
桃太郎(ケンカ上級者のメンチ切り!!)
白澤「…あ、胃潰瘍になったっぽい」
口から血が流れる白澤
桃太郎(…相手を認識して0.1秒くらいで威嚇してきた……)
閻魔「柄悪いなぁ鬼灯君……官吏が升片手に“あ?”なんて言うもんじゃないよ」
鬼灯「失礼しました」
不機嫌そうに酒をグイグイ飲む
閻魔「ごめんね。無理に誘ったから機嫌が悪いんだ。ここ座んなよ」
桃太郎(…下町の裏通りにこういう人よくいるよな……)
白澤と桃太郎が閻魔に言われた席に行くと、鬼灯の隣に隠れて見えなかった瓜美が居た
うつ伏せになり背中が小さく上下している
白澤「…瓜美ちゃん、寝てる?」
鬼灯「そうですよ触るな白豚」
白澤「白澤だ朴念仁!それにまだ触ってない!」
桃太郎「二人とも声デカイっすよ!」
閻魔「彼女も無理に誘ったんだけどね、飲まずにそのまま寝っちゃたんだよ」
鬼灯「貴方が仕事しないから、私と瓜美が徹夜になって寝れないんですよ」
桃太郎「そうだったんスか……」
白澤「…何でコイツがいるんだ……今日はもう最悪の日だ……ツイてない日だ……」
桃太郎「アンタ吉兆の印だろ」
貴方「う〜ん……うるさい……」
瓜美が起きた。
桃太郎「あ、瓜美さん。お邪魔してます」
貴方「桃太郎さんどうも。(ということは……)」
白澤「やっほ〜、瓜美ちゃん!」
貴方「貴方でした……原因は」