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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第18章 かさかぢごく


亡者「お…おい、助けてくれ…」

一人の亡者が瓜美に縋る。

亡者「私はかちかち山の狸よりは悪くない……天下り先で横領はしたけど国民殺した訳じゃないもん」

芥子がアッパーを入れ、亡者は吹っ飛んだ。

貴方「彼女は“狸”という言葉に反応して深層心理にあるストレスをブチまけてしまいます」

獄卒「とんだ病み兎!!!」

鬼灯「こういうブッ飛んだ獄卒が最近少ないんですよねえ~~」

獄卒「アンタもとんだ闇鬼神だよ!!!」

ストレスを発散して戻った芥子。

鬼灯「素晴らしい。やはりかちかち山の兎はこうでないと」

貴方「我々も見習いましょう」

拍手する鬼灯と瓜美。

獄卒「イヤ、こうだったら誰も兎に同情しませんよ」
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