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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第18章 かさかぢごく


貴方「うさぎどんは現在、獄卒として活躍しています」

芥子「芥子といいます。以後お見知りおきを」

芥子「じわじわ報復する。それがモットーであります」

鬼灯「聞きましたか?素晴らしい。見上げた根性です」

パチパチと鬼灯が拍手する。

芥子「私は思うのです。今の世にこそハンムラビ法典のような精神が……あ、草」

草を食べ始めた芥子

鬼灯「まあ基本は兎ですから大目に見てやってください」

芥子「まあまあ皆さんも一服どうぞ。あ、それともう●こ食べます?」

貴方「今、多くの方が引かれたと思いますが、兎は食糞の習性があるんです」

芥子「この丸いのはもう十分栄養をしぼり切ったヤツなのでもう食べません」

鬼灯「こらこら。レディーがう●こ持ったりするもんじゃありません」

獄卒「あ、メス?」

芥子はメスということが判明した

獄卒「でも思ったより謙虚だな」

獄卒「報復の仕方考えるともっと怖い奴想像してたよ」

芥子「ヤですよ、そんな。もう過去のことですもの。今は仕事一筋ですよ」

ピョンピョン跳ねる芥子から何かが落ちた

獄卒「あ、何か落としたよ」

落ちた衝撃で開かれていたので中身が見えてしまった

おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸おのれ狸

芥子「しゅっ」

芥子が獄卒の手の甲を武器の櫂で叩いた。

芥子「…ま、心の闇は誰にでもあるってことで……」
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