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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第17章 地獄式鍼灸術


柿助「えーと腰痛に効くのは……温めるのと……ハリと……あと圧をかけるとかか……全部俺の死因だ……」

思いだし落ち込む

ルリオ「お前の中でそれ、相当トラウマなんだなー」

シロ「どうでもいいけどそれ、何回見てもスーパーマ●オの敵キャラだよね」

シロ「柿助はカニへの罪ほろぼろしでその後神獣として桃太郎のお供になったんだよね」

閻魔「…結構シビアな話だね……」

ルリオ「そりゃそうと腰痛いのは辛いですね」

ルリオが翼を広げ大王の腰に飛び乗る。

閻魔「あっ温かい……とりあえず気持ちいいや……」

シロ「卵温めてる親鳥みたいだね」

閻魔「…あぁ、不喜処のアニマルセラピーが今のところ一番効く……」

シロにお手をさせて遊ぶ。

貴方「…なるほど。指圧というのもあるのか」

鬼灯の読んでいる本を見ていた瓜美。

閻魔「あっそれは鍼よりいいなあ」

鬼灯が大王の帽子?を取る。

閻魔「あんまり全力で押さないでよ?」

鬼灯「」ぐぐぐ…

鬼灯が親指で大王の頭のてっぺんを押す。

閻魔「あ~~…何か痛いけど、これ何のツボ?」

鬼灯「昔ここを押すと下痢になるって迷信ありませんでした?」

閻魔「あったけどだからって何で押すの…ってギャアア瓜美ちゃんまで押さないで!」

閻魔「あ~~もうイライラするな~~」

鬼灯「おや、ではこの「内関」というツボを押しましょう。イライラを鎮めるツボです」

そう言って動脈に爪を立てた。

閻魔「動脈動脈!君が爪立ててるの動脈!だから瓜美ちゃんそこ動脈だってば!」

瓜美も片方の腕の動脈に爪を立てていた。

鬼灯「大王はもう亡者なのですからいいでしょう別に」

鬼灯の手を払って腕を引っ込める。

閻魔「死なないから辛いの!」←元・人間

鬼灯「わがまま言う子は地獄に堕ちますよ」

腰に手を当てて大王を叱る。

閻魔「え…うん…?いやそうだけど……」

貴方「…あ、じゃあ温熱治療のために焦熱地獄まで……」

閻魔「連れてってくれるの?」

鬼灯・貴方「自力で行け」

閻魔「やっばりね。まぁ大方そう言うと思ったよ 」
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