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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第17章 地獄式鍼灸術


閻魔「ううっ…さっきより痛くなってきた……」

貴方「やっぱり鍼やりましょう鍼」

閻魔「意地悪だなぁ……医者呼んでよホント……」

シロ「今までの経緯を意地悪で済ます閻魔様も凄いね」

閻魔「ホラ、ワシがいないと仕事に支障が出るでしょ!?」

鬼灯が大王の肩に手を置く

鬼灯「仕事くらい私と瓜美が徹夜でちゃっちゃとやってあげますよ」

閻魔「支障が出ない!?」

コイルを持って雷様が現れ、コイルを回し大王を感電させた

大王の腰を蹴り、逃げる大王を追いかける鬼灯

鬼灯「大王、閻魔大王」

閻魔「え?」

鬼灯「痛み和らぎましたか?」

腰をトントンやって確認する大王

閻魔「!?…アレッ?」

鬼灯「さっき矯正しました」

鬼灯「見た感じ脊椎すべり症によるぎっくり腰のようでしたので……」

閻魔「わかるの!?わあ、とってもよくなった」

腕を振り回す

鬼灯「今後3週間はなるべく安静にしてください」

閻魔「なんだあ、ちゃんと治せるんじゃない」

鬼灯「仕事中のグータラぶりが目に余ったので少し御仕置きしました」

閻魔「何だか体も軽くなったみたい」

手をグーパーと動かす

貴方「電流で地の流れをよくし色んなツボも刺激しました」

閻魔「へえ!」

雷様「じゃ私はこれで」

「ありがとうございました」と礼を言う鬼灯と瓜美

閻魔「じゃあ、そのうち色んな効果が……」ぐ~ろろおろおろろ

大王の腹が鳴った

唐瓜・茄子「アレー?」

唐瓜「閻魔大王は…」

亡者を閻魔庁に連れてきて大王がいないのに気づく地獄のチッ●とデー●こと唐瓜と茄子
大王の椅子には鬼灯が座っている

鬼灯「申し訳ございません。今、寝込んでいまして。下痢で」

シロ「あのツボって迷信じゃないの……?何?鬼灯様と瓜美様の魔術?」

鬼灯「あ、その亡者は叫喚地獄」

貴方「この報告書、計算が違います」

獄卒「なんか今日はスゲーちゃっちゃと終わるな」

獄卒「たまにはいいな」
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