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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第16章 男と女と衆合地獄


誰か向こうから手を振りながら走って来る

茄子「誰?」

唐瓜「瓜美様その人は...?」

貴方「娘です」

鬼美「はじめまして。娘の鬼美です」

お辞儀する

唐瓜「娘ぇ!」

茄子「鬼灯様の子?」

鬼灯「当たり前です。私以外に誰がいるんですか」

茄子「白澤様あたり?」

鬼灯「ふざけんな……白豚だったら何がなんでも奪いますよ」

お香「アラー鬼灯様に瓜美ちゃん?遊びに来てくださったの?」

鬼美「お香姉ちゃ...姐さん!」

お香「ふふっ、こんにちは鬼美ちゃん」

唐瓜「あっお香姐さん」

鬼灯「唐瓜さんが将来的にここ(衆合)へ就きたいそうなので、視察ついでに一日体験させています」

お香「まあ」

鬼美「あ、そうなんだ」

頷く瓜美

お香「ここに就きたいの?楽しみねェ」

唐瓜を撫でるお香

茄子「お香姐さんは色っぺーなあ」

お香「よかったらアタシが案内しましょうかァ?鬼美ちゃんも一緒にどう?」

鬼美「いいよ」

美人二人に案内されると喜ぶ唐瓜と茄子

鬼灯「いえ、私が案内します。“男”の私がね」

鬼美「露骨にがっかりするね」

お香「まァいいじゃない。一緒に見て回りましょォ。ね」

門に向かって歩く

唐瓜「いいよな...お香姐さん」

茄子「うん。乳でかい」

唐瓜「アレでここの官職ってのがカッコイイよな。それに俺初めて見たけど、鬼美さんも結構いいんだよなぁ」

茄子「どっちかっていうと可愛い方の美人だよな」

唐瓜「何か...叱られたいよな......」

茄子「え?」
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