第16章 男と女と衆合地獄
衆合地獄にて...
茄子「あ~頭と首と腹が同時に痛いよお~」
鬼灯と瓜美、唐瓜と茄子は衆合地獄に来ていた
鬼灯「言っておきますが、目移りしているようでは衆合地獄には就けませんよ」
──
衆合地獄 刑の基本パターン概要
亡者「あぁ、イイ女がいねえかなぁ」
女獄卒「おニイさあぁ~んちょイとこっちに来ておくれナ」
亡者「ウホホ~イ」
獄卒「よう、お兄ちゃん。ワイのツレに何か用かイ」ガシッ
亡者「」
──
貴方「衆合地獄は邪淫罪の地獄。よこしまな者、不品行な者、性犯罪者。そういう亡者を呵責する所です。ここの獄卒は70%が女性です。男性の獄卒は筋金入りの硬派か、逆に軟派すぎるくらいの奴しか就けません」
鬼灯「それでも一年に何人もが「恋の病」などという恐ろしい理由でやめていきます」
貴方「あの門の先が亡者の服役場。愛と欲と憎悪うずまく......」
唐瓜「昼ドラ地獄?」
鬼灯「獄卒にとっては「阿鼻地獄より恐ろしい」と評判です。不純な動機でここへ就くと痛い目を見ますよ」
唐瓜「そんな野郎ばかりじゃないですよきっと」
鬼灯「獄卒の花街もここへ集中している。気を強く保たないと持っていかれますよ」
茄子「ワーイ焼き鳥だーー」
言ったそばから持っていかれている茄子
貴方「あのコ色んな意味で大丈夫ですか?」
唐瓜「逆に強えな、この場所で」
茄子「唐瓜、このおねーさんすっごい巨乳!」
唐瓜「見事に目先の欲に捕らわれている......」
鬼灯「気移り甚だしいですね」
唐瓜「アイツよりチンパンジーのパ●君の方が賢い気が......」
貴方「まあ...小5くらいですよね、行動が」
九官鳥にウ●コと言わせようとする茄子
唐瓜「ガキみてーに薄いエロスしか語らねーし」
鬼灯「濃いエロスを語れば大人という貴方の発想もガキですよ」