第12章 精神的運動会
一番に辿り着いたのは唐瓜
唐瓜「よーし一番のりだ。借り物のお題は......」
地面に置かれている紙を取る
『好きな異性(ひと)』
唐瓜「(公開処刑だッッ!!!)」
他のお題も...
獄卒「ええ!?何コレ!」←お題(苦手な先輩
獄卒「ヤダー!」←お題(私服が残念な上司
とても借りられるようなもんじゃあない
茄子「............」
鬼灯《今年の運動会は全体を通して精神的負担を伴います》
貴方《さあはりきってどうぞ》
唐瓜「はりきれませんっ!!!」
お香「頑張ってェ!獄卒ちゃん」
応援団として衆合地獄の女獄卒達が来ていた。
唐瓜「おっ...お香姐さんっ......」
そう、唐瓜はお香に恋をしているのだ
閻魔「わかりやすいね、あの子」
鬼灯《言っちゃいなさいよ唐瓜さん。そして玉砕すればいい》
唐瓜「ヒイイイイ鬼の中の鬼!!」
鬼灯《若いうちのこういう刺激が脳の活性化につながるのです》
唐瓜「脳は活性化されても心は崩壊寸前です!!!」
一方で2人の息子&娘は……
卯灯「かあs瓜美様〜!一緒に来てください!」
鬼美「おto鬼灯様〜!お願いします!」
2人は本部の方に走ってきた
「お願いします!」
鬼灯「瓜美、行きますよ」
瓜美「はい」
茄子と同着一位
鬼灯「茄子さんのお題は?」
スピーカー持って来てた鬼灯
茄子のお題は“誰かのヅラ”
観客席の獄卒からもぎ取ってきた
鬼灯「素晴らしい、合格です」
瓜美「卯灯と鬼灯はなんです?」
卯灯「俺は“奥さんにしたい女性”」
鬼美「私は“何を考えてるのかわからない人(鬼)」
鬼灯「ホォー、旦那が隣にいるのに随分、勇気がありますね」
桃太郎「あの獄卒勇気がありますね」
白澤「あるものにも、あの子たち瓜美ちゃんと闇鬼神の息子と娘だよ」
桃太郎「えぇぇ───!」