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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第11章 龍虎の二重奏


牛頭「見たところ、お二人も親友?」

鬼灯・白澤「「違います」」

貴方「私は仲良し疑惑持ってるですけどね」

鬼灯・白澤「「断固拒否」」

馬頭「まー、殿方って素直じゃないのねぇ。」

微笑ましげに笑う女性陣の視線に居心地悪そうな顔をした鬼灯と白澤はそれぞれ馬頭と牛頭に向き直った

鬼灯「…さっさと蹄もらって戻りましょう」

白澤「僕も角もらいに来たんだ…」

牛頭「なーんだ、そうなの?」

ようやく本来の目的を果たした二人はまた来てねー、と手を振る牛頭馬頭に見送られて各々帰路についた

白澤「瓜美ちゃん!今度は二人っきりで会おうねー!」

鬼灯「お断りします」

白澤「だからお前に言ってねぇよ!!」

怒り気味に桃太郎を引き連れて天国へと帰って行った
花街へ行くという話はいいのだろうか

拷問の実験を行う研究部屋に戻った

鬼灯「あとは地獄の蜘蛛を一匹……さて出来ました、天罰鍋。罪を犯しても天網恢恢」

シロ「ねぇ鬼灯様!これは食べさせるもの?」

鬼灯「食わせて良し、落として良し。触れたところから焼けただれていくのでどちらもかなりの苦痛を伴います」

シロ・柿助・ルリオ「「「うへぇ…」」」

貴方「臭いもすごいので精神的にもキツいですよ」

鬼灯「それにしても今日はイタイ奴に会いました……また無駄に瓜美に絡みやがって」

貴方「今更ですよ。一々反応してると疲れます」

鬼灯「……それは分かってるんですがね。」

分かってはいるが、瓜美が関わるとどうにも理性がきかない

鬼灯「あいつ、いつか絞めましょう」

虫除けは徹底的に
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