第7章 鬼とパンツとカニ
鬼灯「それにしても今日はパンツの話題ばかりです」
閻魔「パンツ?"ズボン"って意味でのパンツ?」
鬼灯「なに若者言葉にアンテナ立ててんですか。文字通りパンツですよ、フンドシの代わりの」
閻魔「現世には鬼は虎皮パンツ一丁って固定概念ある人いるよねェ」
鬼灯「パンツが昔虎皮だっただけで格好自体はそれぞれなんですがね」
茄子「うーん...でも俺、その虎パン一丁っていいと思うんだよな......」
唐瓜「え─何で。ダッセーじゃんアレー」
茄子「だって考えてもみろよ。男子がパン一ということはさぁ......女子の格好はこうなる!」
全員「「「「!!」」」」
唐瓜「おお......」
閻魔「そりゃあ華やかだねえ」
貴方「いや、でもその姿は完全に“ダーリン浮気は許さないっちゃ!!”ですね」
鬼灯「なんですか今のめちゃくちゃ可愛かった瓜美のそういうノリがいいところ大好きです今度虎柄の下着買ってくるのでそれ着てもう一回言ってくださいもうほんと可愛かったです」
貴方「私も鬼灯のそういう欲望に素直なところ、好きだですよ」
雷にでも撃たれたかのような衝撃
モノマネを披露してくれた瓜美に、鬼灯の鉄壁の理性が吹き飛んだ
茄子「そもそもよく考えるとアレってパンツか?」
唐瓜「そういや......腰巻き...だよな...じゃパレオ?」
茄子「鬼のパレオ?“鬼のパレオはいいパレオ”?」
唐瓜「何か急にムーディーだなァ」