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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第4章 地獄不思議発見


鬼灯「ああ、あと明るい女性も好きですよ」

閻魔「君に明るいほうがいいとか言われたくないだろうけど......」

鬼灯「何てこと言うんですか。こんなに日々明朗快活に過ごしているというのに」

閻魔「君の表情からは一カケラも明るさが読み取れないんだけど......」

貴方「私だって日々明朗快活に過ごしてますよ」

そう言いながらお茶を飲む。

閻魔「...瓜美ちゃんも鬼灯君程じゃないけど無表情だよね」

貴方「どっかの誰かさんが仕事をたくさん回してくるからですよ」

閻魔大王を睨む。

鬼灯「そうですよ閻魔大王。瓜美が無表情なのは貴方が仕事をサボるからですよ」

閻魔「......ごめん。あと瓜美ちゃんもう睨まないで。怖いよ」

閻魔「...まぁ不満うずまくこの現代で日々楽しいなら何よりだけど......」

鬼灯「不満を感じたら即発散してますから」

閻魔・貴方(確かに......)

鬼灯「...それでもたまには旅行くらい行きたいです」

閻魔「行きたいねー」

鬼灯「動物がいて自然があって刺激的な所へ」

閻魔「まぁ、地獄もそうっちゃそうだけどね」

貴方「でも、企画してチケット取って予約して...って、結構大変なんですよね」

閻魔「ま、結局『いつかね』って話になっちゃうよね」

「ごちそうさまでした」と小さく呟いてテレビを見る。

すると...

閻魔「......ん?アレ?」

鬼灯・貴方「あ」

当選者の中に鬼灯が入っている。

閻魔「当たってる!?オーストラリア4日間の旅」

鬼灯「閻魔大王!私、有休頂きますよ!!止めても行きますからね!!」

閻魔「むしろワシも連れてけよ!!」

鬼灯「嫌です!!瓜美も行きましょう!」

貴方「閻魔大王私も有休頂きますよ!仕事サボらないでくださいね!!」

閻魔「瓜美ちゃんまで!?」

クリスタルヒ●シ君2個目。

そしてぼっち確定になった閻魔大王

貴方(久々の旅行楽しみだなぁ)

今日初の笑顔を見せる瓜美

鬼灯(可愛い...)

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