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第二補佐官は第1補佐官の嫁です【鬼灯の冷徹】

第4章 地獄不思議発見


大会時...

《では四番の方どうぞ》

参加者「頑張れよマサ子ッ!」

金魚草「...ぎ...あ...」ぱくぱく

金魚草「おぎゃあ!おぎゃあ!おぎゃあ!!おぎゃあ!!!」ガパッ

審査員「今のは素晴らしかったですね」

鬼灯「感情がこもってましたね。絶妙に気持ち悪くて最高です」

貴方「まるで本物の赤ん坊が泣いているように思えました」

審査員「良い泣き声でした」
──
閻魔「泣き声ってそっち?」

鬼灯「飼い主が仕込む芸の一つとして大会の見所でもあります」

閻魔「アレって鬼灯君と瓜美ちゃんが品種改良したんでしょ?長い付き合いで瓜美ちゃんはわかってきたけど未だに鬼灯君のミステリーは尽きないよ」

鬼灯「そうですか?私は至って単純な男ですよ」

貴方「私もですよ」

閻魔「異性の好みとか想像できないし...」

鬼灯がテレビに出ているミステリーハンターのお姉さんを見る

鬼灯「このコは割と可愛いと思います。早めにあの世へ来てほしいくらいです」

閻魔(ミステリーハンター×ハンター!!)

閻魔「あ~~...君こ~いう感じが好きなんだー......」

鬼灯「いえ...別に顔の好みはあまりないのですが......」

鬼灯「一番は」

鬼灯「瓜美ですね」

貴方「私もですよ///」

閻魔(彼女を好きになったから彼女が好みになったのかな)

鬼灯「そもそも動物をむやみにイジメたり捨てたりした人は不喜処地獄行きですからね」

閻魔「まあね。それはダメだよね、人として」

鬼灯「やはりアナコンダに締め上げられても笑ってるくらいじゃないと......」

閻魔「やっぱり憧れてたんだムツゴロウさん!!」

貴方「あれ衝撃のワンシーンですよね」

閻魔「鬼灯君たちは、デートとかどこ行くの?」

鬼灯「生きてる女性ならまず墓場へ。あの世にいる女性ならあのランドですかね」

閻魔「何故亡者優先でランドへ......」

鬼灯「いや...生者には『貴方もいつかこうなるんですよ』という意味を込めて...」

閻魔「生くらい謳歌させてあげてよ」

閻魔「瓜美ちゃんは?」

貴方「私は好きな人とだったら何処でもいいですよ」

閻魔「瓜美ちゃん、らしいね」
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