第4章 地獄不思議発見
鬼灯「でもオーストラリアは私も行きたいです」
貴方「私も行ってみたいです」
閻魔「綺麗だし独特の自然がいっぱいだしねぇ」
鬼灯「ええ、それに......」
鬼灯「コアラめっちゃ抱っこしたい」
貴方「一度でいいからめっちゃモフりたい」
閻魔「コアラッ!!?」
閻魔「鬼灯君はどっちかっていうとタスマニアデビル手懐ける側だろ!?」
鬼灯「失敬なっ、どちらかといえばワラビーとお話したい側ですよ!」
閻魔「君の頭ん中、割とシル●ニアファ●リーチックだな!!?」
鬼灯「ワラビーはかなり可愛いのに......カンガルーはよく見ると妙にアンニュイ......」
貴方「でもカモノハシは割と......」
閻魔「君達、何でそんなオセアニアの動物に詳しいんだ!?」
鬼灯「動物を扱った書籍やテレビが好きなもので...鳥獣戯画もリアルタイムで楽しく読んでましたよ」
貴方「結構面白かったです」
閻魔「高山寺の御坊による連載だったのかあの国宝......」
閻魔「そういや君達、現世に出張した時よく動物園行ってるよね...アレ経費で落とすのやめてくれない?」
貴方「実地調査です」
鬼灯「いいですよ上野公園。死ぬほど鳩がいますよ」
閻魔「それいいの?」
鬼灯「そして上野動物園にいるハシビロコウ達......彼らのあの距離感大好き」
貴方「あそこ行ったら必ず見てるものね」
閻魔「ああ...あの鳥なんか鬼灯君に似てるよね......」