第24章 右腕のブルース再び
《注意!》
今回は夢主が全然出ません!すみません!それでもOKならどうぞ!
─
やぁ諸君、ベルゼブブだ
前回は見事に倒されてしまったがエリートたるものプライドを失くしてはならぬ
それに前回は、あの~…アレだ、体調がイマイチだった
そもそも俺はプライドで できている
つまり『プライド』が……いや違うな
『誇り』かな。うん『誇り』だ
『プライド』って言うとなんか高飛車だけど『誇り』って言うとなんかカッコイイ。そう、俺はカッコよさも大いに気にする。デリケートなのだ。そのへんよろしく
失敬……脱線した。つまり『誇り』が俺の全てと言っていい。それをあんな『眠い時のアカミミガメ』みたいな目をした鬼神ごときにコケにされてたまるか。そもそも日本の鬼なんて桃から生まれた変な男に倒……((ガチャ 鬼灯「あ、どうも」
ベルゼブブ「ギャアアアアアアアアアアア!出たアアアアアアアアアアア!」
鬼灯「なんですか、人をオバケみたいに」
ベルゼブブ「鬼(オバケ)だろ。ドS男爵という名の」
鬼灯「ドS男爵とは心外な。私がいつSに興じたと言うのです」ゴッ グリグリ
金棒をベルゼブブにグリグリする鬼灯
ベルゼブブ「お前の目つき、ハシビロコウより怖えんだよッッ!!」
ハシビロコウはあの目つきの悪い鳥のこと
ベルゼブブ「……まぁいいよ。今日はただの調印だし。さっさとココにサインしちゃって」
鬼灯は書類にサインするために来ていた
鬼灯「はい」
ベルゼブブ「…はい、どうも。ハアー…こういう儀礼的なことは郵送で済ませたいよ」
鬼灯「機密文書ですからねぇ…そうもいかないでしょう」
ベルゼブブ「わかってるよ。……って思ったらあの女は来てないんだな」
鬼灯「?瓜美のことでしょうか?瓜美は日本の方で仕事です」
ベルゼブブ「…夫婦一緒に仕事って大変だなー…」
鬼灯「そうでもないですよ。私と瓜美で分担してますし、一緒にいる時間もありますよ」