第23章 右腕のブルース
ベルゼブブ「大体お前ら何なの!?」
鬼灯「申し遅れました。私“閻魔大王第一補佐官”の鬼神で鬼灯と申します」
貴方「同じく私“閻魔大王第二補佐官”の鬼神で瓜美と申します。御来賓をお迎えするために参った次第です」
ベルゼブブ「えっ……」
ベルゼブブ(うおえええ~~~!?
マジかよじゃコイツ(鬼灯)も実質ナンバー2じゃん。俺の同業じゃん!じゃあコイツ(瓜美)はナンバー3か…?
くっそ~~涼しい顔しやがって日本神って表情ねェなアアアア~~何かムカつく)
ベルゼブブ「(……ちょっとイジメてやれ)ふん……そうか、エンマのね」
鬼灯「はい。おわび申し上げます」
ベルゼブブ「どーしようかなぁ~帰っちゃおーかなァ」
鬼灯「え、お帰りですか」
貴方「お帰りだそうです!荷物持ってきてさし上げて!」
ベルゼブブ「オイイイイイイイイ!!」
帰らそうとする鬼灯と瓜美
ベルゼブブ「あっさり帰すな!!アホかお前!?引き止めろ!!」
貴方「は?ああもしや西洋ジョークでしたか?これは失敬。日本は“今度うちに遊びにいらしてね”があくまで社交辞令の国ですから……」
鬼灯「“ヨッシャ帰れ!”と思って申し訳ございません」
ベルゼブブ「ごほおおおおおおおおヒキコモリの国め!!」