第2章 * in the bath room
いつもと違うシチュエーションにゆめも興奮しているのが嬉しくて、もっと触りたくなってしまうが、ゆっくり楽しみたくて、なけなしの理性で耐えて、「風呂入ろ…。」とゆめを促す。
たっぷりと張ったお湯の中で、後ろから抱え込むようにゆめの腹に手を回す。
俺の大きく反り返ったものが、ゆめの腰に当たっているのに、気づかないフリでたわいない会話をするゆめの口を、「もう黙って。」と、無理やりな角度でキスで塞ぐ。
首に、背中にキスをしながら、欲望のままに胸を揉み、胸先をきゅっと摘む。
「んっ…」
パシャとお湯が跳ねる。
もっとキスしたくて、脇の下を抱えてこちらを向かせると、胸の形をなぞりながら、何度もキスをする。
舌を絡め、歯列をなぞると、ゆめにブワ、と鳥肌がたつ。
いつもよりも感じやすいゆめに、俺もどんどん高まっていく。
唇を存分に堪能すると、膝立ちになったゆめの胸先に吸い付く。
「あっん…は、ぁ。」
色っぽい喘ぎ声に理性が吹き飛んでいく。
反対の胸も手で弄びながら、ペロリと舐めたり、柔く噛んだり刺激を繰り返すと、モジ、とゆめが足を擦り合わせる。
顔を上げゆめを見て、「下も触って欲しい?」と聞くと、潤んだ瞳でコクリと頷く。
恥ずかしがっているゆめも可愛いけど、理性が溶けて、素直になったゆめはヤバイ。
頭をぎゅっと抱き寄せ唇を奪うと、足を少し開かせ、すでにヌルヌルのそこに2本の指を一気に入れる。
「んっんうっ。」
何の抵抗もなく飲み込まれた指を、ゆるゆると動かす。
「んっんっ…ん…。」
プハっと唇を離し、今度はもう一度胸先に舌を這わして、ちゅうっと強く吸う。
「あんっ!や…んっ。」
中の指をぐっと曲げて、少し強く押し上げるようにすると、俺の頭を抱き込んで、ゆめの腰が切なげに揺れ、中がきゅう、と締まる。
「あっ日々、そこ、やっ、!!」
ズルリ、と指を一度抜くと、ゆめが、ホッとしたような困ったような顔をする。
ザバァ、とゆめを抱き上げバスタブの淵に座らせると、足を大きくM字に開き、もう一度、今度は3本一気に指を入れ刺激しながら、その上部で赤くなっている突起に舌を這わせる。