one piece of my Dream [ワンピース]
第10章 貴方の声が
「…そぉなんだよ…一緒に寝てた…」
「でも、サンジくんやゾロだって一緒に寝たりしてるじゃない」
ナミが最もなことをいう。
「……でも、しん…が自分から来るなんてことはないんだよ…」
いつも、俺が勝手に布団に忍び込んでるだけ。
「まぁ、ルフィには初めから懐いていたようにも思えるし、
ふたりが、どぉこぉなるわけでもないと思うし……
なに?サンジくん、心配?」
楽しそうにナミが身を乗り出す。
「…そ…そりゃあ……一応レディだからね…しんも…」
「…ふぅ~ん…」
ニヤニヤと笑うナミさんに、
「ホントだって−−−」
「はいはい。ほら、みんなもぉ起きてくるわよ」
いいかけた言葉を流されて、
渋々立ち上がり朝食の準備を始めた。
それから、フランキー、ブルック、チョッパー、ウソップが、
順番に驚きながらキッチンに入ってきたのは言うまでもない。
………だって、マジでいい雰囲気だったんだから。