• テキストサイズ

full of love(気象組BL)

第3章 3話


俺はまた夢を見た。
翔「ーー!ーー!もうお昼だよ?」
?「もうそんな時間?」
翔「そんなに寝てて勉強大丈夫か?」
?「ノート見せて貰えれば何とかなる....。」
翔「もう!俺ばっかりに頼るな!」
俺と雅紀さんにそっくりの男の子との高校での会話みたい....前は確か病院での会話だったが、退院出来たんだろうか?
翔「それにしても、なんか具合悪そうだね?大丈夫?」
?「久しぶりに登校出来たんだ...早退するわけにはいかないだろ?」
翔「そうだけど...無理すんなよ?」
?「大丈夫だって心配しすぎ。」
とニッと笑って俺の頭を撫でた。
そこで夢は終わった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目を覚ますと、頭を撫でている雅紀さんと目が合った。
雅紀「起きた?おはよう。」
翔「おはよう....ございます。もしかしてずっと起きてました?」
雅紀「良いや。ちょっと出かけてたけどね?その後はずっと寝顔を拝んでました。」
翔「はっ恥ず...。口開いてませんでした?」
雅紀「大丈夫だよ。可愛い寝顔だったよ。」
翔「なっ...!」
雅紀「ほら、早く朝食食べないと仕事遅れちゃうよ?」
翔「はい!」
雅紀「敬語はちょっとなぁー。俺たち幼馴染なんだしタメ口でいこうよ?」
翔「雅紀さんと幼馴染だったなんて証拠ないじゃないですか。」
雅紀「あるよ。昨日アルバム見たでしょ?」
翔「確かに雅紀さんとのツーショット写真が多かったですけど...同級生って可能性もありますよ?」
雅紀「同級生か...なんか複雑だな.....。」
翔「?」
雅紀「短い時間の付き合いかもしれないけどよろしくね!翔ちゃん!」
翔「幽霊って滞在期間とかあるんですか?」
雅紀「うーん?翔ちゃん次第?」
翔「俺次第?」
雅紀「うん!」
よく分からないがしばらく居候するらしい....。
俺と幽霊雅紀との共同生活が始まろうとしていた....。
/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp