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full of love(気象組BL)

第3章 3話


電車の中......妙な違和感を感じる....。
翔「.........。」
そう....痴漢をされている...。俺の太ももを触っているのだ。(俺男だぞ⁉︎触る性別間違ってないか⁉︎
しかも気持ち悪い....。しかも手汗かいてる?)
「はあ...はあ...はあ...。」
と息も荒くしている。
翔「.........っ!」
と男の手がパンツを触った。
「はあ...はあ...はあ...。可愛いね....。」
(嘘っ⁉︎こんなところまで⁉︎そんなまさか....。嫌だ....。)
翔「......い......。」
と叫びたいのに声が出ない....誰か助けて....。
と思ったら手が離れた。
?「何やってんの?変態。俺のモノに手を出すな。」
翔「え?」
と手を握られ電車が止まったので一旦降りた。
俺を助けてくれた人....それは....
翔「潤...?」
俺の従兄弟....母の姉の息子の松本潤だ。
潤「良かった、無事で...大丈夫?」
翔「うっうっ....うう..。」
と安心したのか涙が止まらなくなってしまった....。
すると潤くんがぎゅっと俺を抱きしめてくれた。
潤「もう大丈夫....安心して?」
翔「ひっく..ひっく...」
潤「久しぶりだね?翔兄、また再開出来て嬉しいよ。」
翔「うう....。」
潤「再開が翔兄の涙なんて思ってもみなかったけど...。」
翔「どうして俺だって分かったの?」
潤「うーん...ズボン?ズボンに見覚えがあったから。」
翔「潤の前で着たことあったけ?」
潤「成人式のお祝いで泊まりに行った時かな?」
翔「よく覚えてるな?」
潤「まっ、とりあえず行こう?会社まで送るよ。」
と手を差し出してきたので、素直に手を差し出した。
すると、秘かに手を絡まされた。
翔「え?ちょっ....手....。」
潤「少しの間だけいいでしょ?」
翔「.....うん。」
久しぶりに会った従弟が、少し大人に見えてしまった。
結局、会社の前まで送って貰ってしまった。
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