• テキストサイズ

full of love(気象組BL)

第6章 6話


マンションに近づいてくると....
潤「翔兄!」
向こうから従弟が駆けてきた。
翔「潤?どした?」
潤「翔兄こそどうしたの?」
翔「ちょっとね?対したことないから大丈夫だよ?」
潤「俺の翔兄を返して下さい。」
と潤は二宮くんを思っ切り睨んで俺の腕を引っ張ったかと思ったら自分の胸の中に収めた。
翔「ちょっ?潤?」
潤「アンタ誰?」
和也「しょ....先輩と同じ会社の後輩です。先輩を家まで送ろうと思って....。」
潤「にしてもキョリ近かったよね?」
和也「先輩怪我してるんです。それで肩を貸してあげてただけです。勘違いさせてごめんなさい。
先輩、また明日ね?」
と二宮くんが俺の耳元に近づいて来たと思ったら....
和也「おやすみ、翔さん。」
と小声で言って頬にキスされた。
翔「........っ。」
満足そうに微笑んで二宮くんは立ち去った。
潤「翔兄行こう....。」
と俺の手をぎゅっと握って歩き出した。潤の声が恐ろしい程低かった。
/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp