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full of love(気象組BL)

第6章 6話


翔「うん。やっぱり二宮くんは俺のこと大好きなんだね?」
和也「当たり前です。どれだけ人が心配したと思ってるんですかバカ!阿保!」
翔「はいはい、泣くなよ。」
和也「誰のせいだと思ってるんですか!キスで涙止めて見せなよ!」
翔「へ?」
和也「くふふふ....。先輩に出来ないことくらい知ってます。」
と俺の頬を両手で掴んでチュッと唇に触れるだけのキスをした。
和也「好きだよ?翔さん。」
翔「うん....。」
和也「さっきビンタされてたよね?痛くなかった?」
翔「もう何ともないよ....。」
和也「彼奴に触られたと思うとムカつくから上書きね?」
と頬をペロンと舐められた。
和也「上書き完了!ふふふ....翔さん顔真っ赤、大丈夫?」
翔「びっくりしただけ....。」
("ドキドキして死にそうになった"なんて絶対言ってやんない!)
和也「ドキドキしてくれたんだ....嬉しいです。」
翔「........っ。」
和也「言ったでしょ?俺は心の声が聞こえるって。」
翔「あ....。」
そうだった....完全に忘れていた....失念していた。
和也「ふふふ。もっともっと好感度上げて翔さんに好きになって貰わないと。ほら、帰ろう?」
とお姫様抱っこされた。
翔「ちょちょちょ⁉︎」
和也「足怪我してるんでしょ?家までお送り致しますよ?お姫様?」
翔「結構です!はずいから降ろせ!」
和也「チッ。」
と舌打ちして降ろしてくれた。
翔「舌打ちしてもダーメ!」
と足を引きずりながら歩き出した。
二宮くんは自分の肩を貸してくれて歩く速さを合わせてくれた。
和也「家に帰ったらちゃんと手当しなよ?」
翔「はいはい。」
と返事した。
いつの間にか智くん居なくなっていた笑
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