第111章 *幕間の章*
プシュー...
『ぁ...』
『『母さん、父さん』』
お部屋のドアが開いて2人のママが入ってきた。後ろには2人のパパと知らない人もいて、怖くなってお布団を引っぱってちょっと隠れた
主任『おはよう、レイラ。まずは貴女の意識が戻ってくれて安心したわ。ピクリと動く様子もなく3日も眠り続けてたから、このまま目覚めることなく最悪の事態になっていたかもって、とても心配だったのよ?』
所長『現在、君のバイタルは安定傾向にある。だが、いつまた再発してもおかしくない状況だ。なので、起きた直後で申し訳ないが早速調書を取らせてもらってもいいかな?』
怖い
『....なにするの?怖いこと?痛いこと?』
主任『いいえ、怖いことも痛いこともしない。約束するわ。
私たちは貴女に聞きたいことがあるの。触ることも魔法をかけたりもせず、ただ"お話"をしたいだけ』
『.........』
それが本当か嘘か分かんない。でも、隣りにいるオルトが"大丈夫だよ"って笑ってくれたから、今はそれを信じてちっちゃく頷いた
そしたら嬉しそうにいっぱいの"ぷろぐらむ"の画面を出してきて、私の目の前まで来てオルトの隣に座った
主任『まずはその体に起こってることを簡潔に言うわね。レイラ。貴女は今、魔力が汚染されている状態なの。巡る魔力が汚れているせいで体の器官にも悪影響を及ぼし、長期間の体調不良に伴って滞留したブロットが溢れ吐き出した。私達はそう見ている』
『魔力が汚れてる...オーバーブロットと違うの?』
主任『オーバーブロットは魔法士のストレスや魔力の過剰使用による体への蓄積許容量を超過したことによる心身の暴走。欲望という知的生命体の最もたる純粋な感情を...』
『???』
難しいこといっぱいで頭がぐるぐるしてきた。困ってる私に、分かりやすいように言ってあげてって、オルトが助けてくれた
主任『うーん、そうねぇ。じゃあ....
例えば、車が動くためにはガソリンが必要。そして走ればガソリンを消費して代わりに排気ガスが生まれる。ここまではいい?』
『ん』