第111章 *幕間の章*
アズール『..ええ、僕も同じでした。この3日間、毎日どうなるかも分からない恐怖に耐え続ける日々でした』
ヴィル『アタシも今まで感じたことないくらい焦ったわ。おかげで気分も肌の調子も悪くなり始めて凄く困ってるの。何も分からないまま過ぎる日ってこんなにも不安になるのね...
でも』
カップを置き、鋭い眼光がクロウリーの隣に座った揺れる蒼炎を見上げる。追うように全員の視線が集まり、イデアは少し居心地悪そうに眉を寄せる
ヴィル『嘆きの島に行っていたはずのあんたがここにいるってことは、ずっと不明だったレイラの情報を1つなりとも持って帰ってきたってことでいいのよね?』
イデア『...ッス』
レオナ『で、現時点でのあいつの容態は?』
カリム『目は覚めたのか!?』
ユウ『あの子にはいつ会えるんですか?』
リドル『そもそも彼女の体に何が起きているのか。ブロットを吐いた理由も聞かせてください』
アズール『それを踏まえて、治療と検査にあたったS.T.Y.Xのみなさんの見解をお聞かせ願えますか?』
イデア『ああもう!順番に話すからちょっと黙ってて下さらんか!?
ったく、なにこれデジャブ?前にも同じようなことでツッコんだ気がするんですが?ほんと人の話聞かずに自分たちの言いたいことばっか弾幕みたいに言ってくるんだから..』
小言で文句をひとしきり吐き出すと、ゴホンと咳払い1つして改めて全員に向き直る。先程の弱々しさとは打って変わって真剣そのものの表情に、空気がピリッと圧がかかった
学園長『それではシュラウドくん。君の方から今回のレイラさんの一件について説明していただけますか?』
イデア『りょ。まずは全員が気になってると思うヒロイン氏の意識についてだけど...
今日の早朝、当直のS.T.Y.X職員からAM6:30頃に目を覚ましたと報告が入った』