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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第111章 *幕間の章*









※この話では魔力についてオリジナルの解釈があります








嘆きの島・管制室








主任『.....』





カタカタと忙しないタイピング音だけが響く管制室。大きな画面に次々と走る数字の羅列と、ある一室の様子を映す監視カメラの映像を見上げ、イデアたちの母である主任は悩ましげに唸る


数秒で上書きされていく常人には理解できない画面の動きを、凄まじい脳の回転スピードで"解析結果"として目で追っていく






所長『主任。医療班から、出来る限りの処置は施し、なんとかバイタルは落ち着いたと報告があった』






管制室の扉が開き、イデアたちの父である所長がタブレットを片手に足早に入ってくると、横に並び立ち同じく目まぐるしく変化する画面を見上げた


処置が間に合ったとの報告に主任はホッと肩を下ろすと、それでも目の前の数字の羅列が意味する不穏に気持ちを引き締めた



主任『それで、あの子は?』


所長『現在、被験者...いや、レイラ・フィリアスの容体についてだが、結果としては非常に良くない。いつオーバーブロットしてもおかしくない状態だ。いや、その前に体の機能が停止するほうが先かもしれない』


主任『原因について医療班の見解は?』


所長『過度なストレスや疲労によるブロットの蓄積が原因だと最初は見ていたんだが、どうもそれだけが原因だとは考えられないらしく。もっと他に体を蝕んでいた何かがあるはずだと、引き続き治療と並行して調査にあたっている。

そちらはどうだ?』



主任『現場から採取された液体を調べて解析した結果、胃の内容物など本来嘔吐で交じるはずのものが一切なかった』


所長『ではやはり、あの液体は..』






主任『ブロット...........ただし、60%はね』






所長『残りの40%は?』


主任『未知の物質。でもブロット同様、体に悪影響を及ぼすものであるのは間違いないわ。

..少し心当たりがあるものがあって。今、それと成分が一致するか更に解析を進めてる』



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