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銀のヴィオラ 『ハリーポッター』

第31章 避けられる




「うん、これ…だいぶ前の出来事なんだけど………」


ネビルによると、それは3ヶ月程前の事だったよう
彼は提出のレポートがあり、持っていこうとしたのだが




『さてリーマス、ヴィオラの様子はどうかの?』
『とても優秀ですよ、さすがはマリエレンダの子女です』

と、ダンブルドアと話していたそう

入れる雰囲気ではないと感じたのと、なぜかヴィオラの事を話していたため、ネビルは聞いていたようだ

『わしが聞いているのはそういう事ではない、ヴィオラがおぬしの目にどう映っているのかを聞いておるのじゃ』
『………………優しい子ですよ
優しくて、明るくて、私にもそのように接してくれます』
『ふむ……』
『あと、美しい子です
歳の割に大人びていて、だけどどこか幼くて
提出物も、誰よりも早く出してくれます』
『ほほほ、それは良かったのぅ』
『えぇ、ほんとに
……………………だからこそ、私はあの子のそばにはいられないのです』
『コールか?』
『…はい』
『これほどの年月を経てもなお思い続けるとは
今ここに彼女がおらんくて幸いじゃな』
『ははは、確かに』










「って、言ってたんだ」
「????」
「訳わかんねぇ」
「と、とにかく、ルーピン先生はヴィオラを嫌ってはないよ
何か事情があって避けているだけで………」
「………」

今の話を行く限り、ルーピン先生は己の意思でヴィオラを避けている
そして、そこには何らかの秘密がある


「………まあ、ありがとうネビル
ネビルのおかげで色々分かったから、ルーピン先生にいっぱい話しかけてみるね」
「うん、頑張って」

お礼を言う

ほっとしたように、ネビルは笑った










それから授業を受け、談話室へと戻る


まだ寒い冬なので、暖炉の前で皆で話し込んだ






(今度は、ルーピン先生といっぱい話してみよう!)


1人、覚悟を決めた




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