• テキストサイズ

Clap...

第1章 O×N


二宮side

「...ん...いっ、いてて」




俺は腰の痛みとともに目覚めた...





最悪な目覚めだ...





ちょっと待てよ...なんで腰痛いんだろう...






「...あ!!」





回想シーン


...今日は日曜日...なのに、俺は一人ゲームをしている...





理由は...

智が友達の付き合いがなんだかで、夕方から居酒屋に行ったからだ...




「...まだかなぁ」




智、明日仕事あるのに...もう日付変わっちゃうよ




玄関を時々見ながら、ゲームをしていると...




ピンポーン



ゲームのBGMしか聞こえない静寂な室内に、新たな音が加わった。




「帰ってきた!」




俺は、ご主人様を待つ犬のように、玄関へダッシュした。





「は〜い!おかえ...」




大「...かずぅ〜...ただいまぁ〜」




酔っている...完全に酔っている




明日仕事あるんだから飲み過ぎないようにって、あれだけ言ったのに...




俺は、智を抱き抱えて、どうにかベットまで移動させた。




「...はい、水」




そう言って差し出すと、智はグイッと飲み干した。




さて...どうするか




今の状態で怒っても意味が無い...



「うーん...」




そんなことを考えていると...




大「...かずぅ!はいこれ!」



智は、飲み干したコップを俺に渡そうとしたから、手を伸ばした。




「...んん!ちょっとちょっと智!」






あろう事か俺の袖を引っ張ってキスをしてきた。





「...んっつぅっ...あっ...」




そうだった、智は酔うとキス魔になるんだった...








/ 11ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp