第2章 別れと出会い
監督「スパイク・レシーブ・ブロック!」
「「「うぇーい!」」」
と監督の指示が出るとテキパキと準備をしていた
(ほんとにプレイヤー全員が選手でありマネージャーって感じだな
これは、いらないって言われても仕方ないか笑)
と思っているとコロコロコロとボールがころがってきた
久しぶりにボールに触れ壁打ちやトス練、アンダーなどをしていた
監督や選手たちもその光景をチラチラとみていた
監督「(!ありゃぁ、女子選抜選手のやつか…オーバーもあの位置から微動だに動いてねぇし
壁打ちもずっとあそこ一点張り
……。)
サーブ入れてスパイク・レシーブ・ブロック!」
(!あ、普通にバレーしてた。やば)
と気づきボールを持ちコートにもう一度目を配った
すると1コートを半分にしてサーブやレシーブ、ブロック、スパイクなどをしているためあちこちにボールがコロコロと転がっているのが分かる
そこに、佐久早がスパイクとして踏切、スパイクを打ったあと着地しようとしているところにボールがコロコロと転がってきた
「やべっ!」「危ねぇ!」
という声が聞こえ
はその状況をみてて、自分の持っているボールを転がっているボールに当て
パァ-ン!と弾き飛ばした
すると何事も無かったように佐久早が着地し
佐久早「なに」
と他のプレイヤー達に目をやった
「お前危なかったんだからな!」
「転校生にお礼言っとけよ!」
「はぁー良かった。」
佐久早「は?なんなの」
「ほっ」
「転校生ちゃんありがと!!」
「あ、いえ!怪我なくて良かったです」
監督「」
「…じゃあ、私はこれで、たぶんマネージャーにはなれないと思うので、すみませんこれでお暇しますね。
失礼しました」
監督「…」