第2章 別れと出会い
in 東京
(…うわ、さすが宮城とは違うな。
中学校が、怒所中…)
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怒所中
先生「はい、今日は転校生が来てます!入っておいで!」
と先生の合図で教室の中に入る
少しざわついていたが特に何も無く自己紹介をした
「宮城から来ました、です。」
「宮城だって」
「牛タン?」
「顔もスタイルも良くね?!仕事関係とかで引越し?」
などヒソヒソ話していた
「…」
先生「あはは、ごめんね
あ、そうだ。ここの学校ねどこかの部活に所属しないとダメなの
誰か放課後案内してくれる人!」
1度静寂が起きたが次の瞬間、男女問わず
はい!という声が起きた
先生「じゃあ、〇〇さんよろしくね」
○○「はーい」
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○○「さん、お昼学校案内するね」
「…ありがと。あ、でも、放課後は一人で見たいかも」
○○「わ、わかった!」
お昼にここはどこの部活がやっているのかなどを教えてもらい
放課後
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(バレー部。)
”バレー部は、女子はないんだよね男子バレーしかなくて…マネージャーもいいはずなんだけど、今は募集とかしてないみたい。”
とお昼に言われたが
放課後、体育館を覗いて見た
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ドア入口から中の様子を覗いていると後ろから
「邪魔なんだけど」
という声があり謝罪しようと
言われた方の顔を見てみると
左眉毛の上にふたつのホクロがある男子生徒がいた
その横にはまろ眉の少し背の低い男子生徒が並んでいた
「こら!聖臣!1年生に、しかも女子にそういうこと言ったらダメでしょうが!ごめんね」
「こちらこそすみません」
まろ眉「あ、もしかして美人転校生??!宮城から来た」
「美人転校生?美人かどうかは分かりませんけど、転校生ではあります(そんな広まるもん?)」
まろ眉「俺、古森元也!んでこっちが佐久早聖臣!」
佐久早「勝手に自己紹介するな」
古森「感じ悪いけどこれ通常だから気にしないで!」