第2章 別れと出会い
佐久早side
なんで、こんなのがマネージャーにって思ってた。
でも、怪我をしなかったのはあいつのおかげって言われて
なんか、あいつは他のやつより心地のいい存在になったと思う。
野次馬ばっかで、やめてくやついっぱいいるけどあいつは、は違うのかなって思った。
経験者って言ってたし。
具体的アドバイスもくれそう。
それに、一日で俺の特徴とか見破られたのは初めてだったから、驚いた。
今まで男子のユースにしか興味なかったけど、女子のも見てみようって思ったら、
あいつの顔があってびっくりした。
でも、納得がいった。
そりゃ監督も練習に入れたくなるよなって
古森の下の名前で呼んでるのを帰り聞いてなんか、嫌だって思った。
心のところがモヤモヤしてる感じが無性に腹たって来る感じがある。
けど、今朝の顔を見て、ジャージ返してもらって
普通なら呼ばない名前で呼ばれてそれが晴れた気がした。
それがなんなのかよく分からないけど、の隣なら心地よくなれるのかなとか今は思ってる