第1章 きっかけは勘違い(前編)
「……でも、の思ってるような恋愛はできないかもな」
どう言おうか困っているとポツリと呟いた。思わぬ告白に動揺して気づかなかったけど、西川くんすごい手震えてる。もしかして西川くんも緊張してるのかな。
「まぁ、つき合うって言っても俺もでオタクで学校もこんなんだし。他の奴らにバレると面倒だからデートとか特別な事はできないかもしれないけど、それでも良ければ……だな」
「わ、私は今まで通りの対応でいいよ」
それなら少なくとも友達同士の範疇だし、その間になんとか誤解が解けるかもしれない。西川くんには悪いけど、今の関係は崩したくないし、何とかうまくやっていこう。
「そっか、それなら今後ともよろしくって所だな」
「う、うんよろしく!」
やっぱり西川くんって言う友達は無くしたくなくて、嬉しそうにニッと笑う笑顔に罪悪感を覚えた。